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1・431~487 クリューセーイスの返還

450:447行以降、神への犠牲を捧げる儀式の次第が詳細に記述されているが、クリューセースが祈る際に手を上げる(cheiras anaschown)のは、351行のアキレウスがテティスのいる海に向かって手を差し伸べるのと同様、祈りを捧げるアポローン神が居る方向、つまりは天に向かって手を上げているわけである。

461:「二重の脂身でもって腿肉を挟み、それ自体の上に生肉を置いた」とは、脂身で包んだ物が何であるか判るように、腿肉の肉片を載せている。

464:467行で一同は食事をするが、その前にこの行で儀式として一口ずつ全員で臓物を口にした。

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