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4・422~544 両軍激突

452:heimarroi potamoi(雪解けの二つの河)として、両軍の衝突を、激流がぶつかり合うのになぞらえている。

465:hup’ek beleoon「浴びせかけられるたくさんの矢の下から(離れて)」(Thomas D. Seymourの注釈参照

482:シモエイシオスが倒れる様子を、川辺に横たえられたポプラに例えた描写が487行にまで及ぶ。474行以降において語られた、彼の川岸で生まれたことにちなんでいる。(Willcockの注釈参照)

527:現在完了分詞男性単数対格apessumenon(素早く去る)はペイロオスのことだが、トアースが逃げる彼の背中ではなく胸に槍を打ち込んでいる。Willcock、Thomas D. Seymourの注釈いづれも、ペイロオスは向きを変えることなく後ずさって逃げた、と解している。

536:522行・524行のho de、526行・527行のton deで対に述べられたペイロオスとディオーレースは、ここで双数主格towとなる。

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