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10・180~298 深夜の作戦会議

194:アカイア軍のトップたちは自分たちのキャンプの外へ出る。外はまだ数多くの死体がそのままになっていて、囲いの傍とはいえ、日が暮れるまではそこまで敵が来ていた戦場である。なぜそんな場所に軍の主要メンバーが来たのか。ピエロンの注釈では、他の兵士たちに気づかれないよう、心配させないようにそっとキャンプを出たとある。

199:diefaineto「~から現れる」、ヘクトールに倒された多くの死体が平原を覆っていたが、その場所だけは死体が除けられ、見えて現れていた。

220:kradiee「心臓」とthumos「心」と主語が二つあるが、動詞otruneiは単数である。二つの主語は一つと見なされている。

224:sun te duo erchomenow「二人一緒に行けば」、pro ho tou enoeesen「一人がもう一人より先に気づく」。touは比較の属格「彼よりも(先に)」。Enoeesenは格言のアオリスト(Willcockの注釈より)。

226:hoiは人称代名詞三人称単数与格。所格的な与格としてnoos「考え」とmeetis「案」の所有を意味する。(「彼の考え」「彼の案」)

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