イーリアス原典完読を目指して

ホメーロスの叙事詩「イーリアス」、国内でも翻訳等数多く出版されています。
ストーリーに違いはありませんが、しかし原典に触れてみると、詩人の、或いは登場人物の細かな心の動きや、”感触”の伝わる描写に出会うことができます。
これは「イーリアス」のもつ、さらに奥深い物語の世界に浸る私の解読メモ綴りです。
ご意見などございましたら、ぜひ参考にさせていただきたいので、お寄せくださいませ。
(記事内ではギリシャ文字の表記は致しません。単語は英文字で読みを表します。また原典本文も省略しておりますので、テキストのリンクをご参照下さい)
登場人物リストの参照などは《資料館》へどうぞ。

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    −資料館−

    登場人物や地域民族名など、イーリアスに記載のある固有名詞を集めた人名辞典などを掲載。イーリアスを読み進むにつれ、順次更新します。こっちの方が使えるかも!

テキストリンク

  • Perseus Digital Library
    あらゆる作品の原典がここにある! 品詞も一つ一つ分類され、注釈も閲覧できる便利なペルセウス・デジタル・ライブラリー。 ギリシャ語表示にして見るには上方のConfigure displayをクリック。Default Textをoriginal languageにして、Greek displayをUnicode (UTF-8)にするといいでしょう
  • Homer, Iliad
    手っ取り早くペルセウス内の「イーリアス」第一書の一頁目へいけるリンク
    ギリシア語綴りをお調べになりたい方も、こちらからどうぞ。

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    ≪管理者:一條ヒカルより≫
    新記事のUPを差し置いて、資料館のイラストコーナーに、またイラスト一枚追加しました。
    例によってトロイア戦争物語推進委員会の新コーナー「キャラ紹介」に掲載したものですが、絵を描くことから遠ざかっていた私が、それでも久しぶりにやってみると、デッサン狂いもさほど目立たず、まだ何とか描けるものなんですね。不思議です。
    それにしてもPerseusの方は、相変わらず数日ごとにサイト接続ができません。またそういう時にお絵かきするかな。

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その他の私蔵書
(神話関係)

  • 呉 茂一: ギリシア神話(新潮社)
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  • 山田 宗睦: カラーブックス511 ギリシア神話(保育社)
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  • グスターフ・シュヴァーブ著/角 信雄訳: ギリシア・ローマ神話 (白水社)
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  • アポロドーロス著/高津春繁訳: ギリシア神話(岩波文庫)
    詳細
  • アイスキュロス (著), 高津 春繁 (翻訳): ギリシア悲劇 (1) (ちくま文庫)
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  • ソポクレス (著), 松平 千秋 (翻訳): ギリシア悲劇 (2) (ちくま文庫)
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  • 松平 千秋 (翻訳): ギリシア悲劇〈4〉/エウリピデス〈下〉 (ちくま文庫)
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  • アイスキュロス (著), 呉 茂一 (翻訳): 縛られたプロメーテウス (岩波文庫) 赤 104-3
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  • T. ブルフィンチ (著), 野上 弥生子 (翻訳): ギリシア・ローマ神話 (岩波文庫)
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(研究書・文法書等)

  • 田中 美知太郎・松平 千秋 (著): ギリシア語入門 改訂版 岩波全書 137
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  • 高津春繁・斎藤忍随(著): ギリシア・ローマ古典文学案内(岩波文庫)
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  • 高津 春繁(著): ギリシアの詩(岩波新書)
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  • 松本 仁助・岡 道男・中務 哲郎 (編集): ギリシア文学を学ぶ人のために(世界思想社)
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  • ピーター コノリー ・ L.E. ユンケル (著)/福井 芳男・木村 尚三郎 (翻訳): ギリシア軍の歴史 カラーイラスト世界の生活史(東京書籍)
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  • ピエール・ミケル (著), ピエール・プロプスト (イラスト)/福井 芳男・木村 尚三郎 (翻訳): 古代ギリシアの市民たち カラーイラスト世界の生活史(東京書籍)
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  • ジョバンニ カセリ (著)/木村 尚三郎 (翻訳): 古代文明の知恵 カラーイラスト世界の生活史(東京書籍)
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  • 高津 春繁(著): ホメーロスの英雄叙事詩(岩波新書)
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  • Johannes T. Kakridis (著) : ギリシア神話 第5巻 トロイア戦争(現代ギリシア語版)
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  • ジャクリーヌ ド・ロミーイ (著), Jacqueline De Romilly (原著)/有田 潤 (翻訳): ホメロス 文庫クセジュ(白水社)
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参考文献リスト

  • ホメーロス/訳:呉 茂一: イーリアス(平凡社ライブラリー)
    昔、岩波文庫で出ていたものの再刊版(全2巻)。趣のある文体が特徴の訳本です。日本語で読むには趣ありすぎて取っつきづらいかもしれませんが、私はこの訳が一番大好きです。巻末の大量の注釈も役立ちます。カテゴリーの副題はこの本のものを転記しました。
  • 高津 春繁: ギリシア・ローマ神話辞典(岩波書店)
    登場人物の名前でひけるとーっても便利な人名(作品名)辞典。人名等のギリシア語綴りも載っています。原典では既知当然としてその人物の親の名前で語られたりするので覚えるまではこれで確認するのです。

  • D.B.Monro and T.W.Allen: Homeri Opera,Oxford
    私は原典はこれを使用しています。
  • Pharr, Clyde /Wright : Homeric Greek : A Book for Beginners
    ホメーロス言語(イオニア方言)の文法書。イーリアスを読むとなったら、とりあえずこれでしょう。変化表が便利。
  • Cunliffe, Richard J.: Lexicon of the Homeric Dialect
    ホメーロスの二作品イーリアスとオデュッセイアのための辞書。作品内の語の使用箇所が細かく載っている。Oxfordのテキストなら対応しています。
  • Autenreith, Georg: Homeric Dictionary
    これもホメーロス専用の辞書。Cunliffeのより小振りだが、固有名詞や絵が載ってて参考になる。
  • G.S. Kirk 他: The Iliad: A Commentary, Books (Cambridge Univ)
    全六巻のイーリアスの注釈書。詳しく書いてあるようだが、英語の苦手な私は余り有効に活用できないでいる。下記は現在使用中の一巻目(1~4書)です。
    ≪第二巻~第六巻はココをクリック!≫

  • Malcom M. Willcock: Homer: Iliad
    全二巻のイーリアス注釈書。Cambridgeのより一つ一つのコメントも短くて要点を押さえた感じ。テキスト付きだがOxford版と微妙に異なっている。時々こっちの方が良いような気もしたりする。

  • 高津 春繁: ギリシア語文法(岩波書店)
    和書において究極の古典ギリシア語文法書。例文のイーリアスからの引用も結構載っている。
  • ホメロス/訳:松平 千秋: イリアス(岩波文庫)
    こっちもやっぱり買いました。
    呉訳が、一行一行ギリシア語の語順を意識して、より原典に近く訳されているのに対して、こちらは数十行まとめて訳してあるだけに、日本語の意味が通りやすいです。

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